『知人の家(古民家)に高機があるんだけど、引き取り手がいなければ、家と一緒に壊しちゃうんだって!』と、
講師をお願いしている I塚さんから連絡をいただいたのが数か月前。
今日はとうとう、その機をひきとり、この家に運び込む!ことになりました。
メンバーは、I塚さんのファミリーと、『男手もうひとりいた方がいい』とのことで、
姉夫婦にも来てもらいました。
その古民家に到着すると、I塚さんは
『はい!マスクもってきたよ』とマスクの配給をはじめました。
『泥だらけになるから』とは聞いていたけど、何か大変なことが始まりそうな予感。。。
そして、やはり、大変でした。
長年住む人がいなかった古民家の天井からつるされた高機。
機を降ろすための縄をかけた後、I塚さんのご主人が、梁にのぼり、つるされた縄を切ってゆきます。
さすが植木屋さん、てきぱきと頼もしいです。
しかしほとんど発掘。インディジョーンズばりです。
そして降ろした高機を今度は一階に。男手二人、お願いできてよかったよう。
写真、撮りたかったけど、とてもそんなじゃなかった。。。
『あたしゃ、死人がでるかと思ったよ!』
と、姉がのちほど語りました。
機は、幾多の困難を経て、無事ton-caraの2階に収まりました。
みなさま、本当にお疲れ様でした!!
その後みんなで食べたジンギスカンの、おいしかったこと。
義兄には『カレーごちそうするから!2杯たべて!』といってお願いしたのに、
結局専属で火の番をさせてしまった。。。
太平洋にひとりぼっちの気持ちになっていたのがつい数日前。
たくさんの人の助けがあって、ちょっとずつ前に進めている気がします。
わたし自身はこれといった才能も特技もなく、無力で非力です。
でも、それでよかったと思います。
それだけに、人の力がどれだけ有り難いか、身に染みて実感することができます。
この機にも、いろいろ仕事をしてもらう予定です。
待っていて。きれいにしてあげるからね。
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