母がなずなを摘んできました。下ごしらえが手際よいので、
小さいころから七草を摘んだり料理していたのか聞くと、
田舎では七草なんて風習はなかったとのこと。(母は幼少時より家族分の賄い係だったそうで。)
それどところか子どもの頃、はこべがあんまりにもやわらかそうで美味しそうだったから、
おひたしにして出したら『こんなウサギのエサ食わせやがって~~!』と母の父に怒られたそう。
してみると七草がゆって、野と隔たった町のひとの風習なのかしら。
ちなみにフセの父(町の人)は『唐土の鳥が飛ぶ前に~』などと
歌いながら七草をたたいてお粥に入れたといっていました。
ともあれ わたしは七草がゆが大好きだ。
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