繭を煮て木製の上州座繰り器をあやつり生糸をとる座繰り製糸。
機械には生み出せないふっくらとした質感が特徴です。各地の養蚕・蚕糸技術を丹念に取材し
継承・製作に打ち込む蚕絲館さんのレクチャーです。
今回は繭を煮て上州座繰り器で生糸をとり、揚げ返しをおこなってかせにするまでのレクチャーです。
生糸はお持ち帰りいただけます。
また、今後の東さんのワークショップの中で、糸によりをかける『撚糸』や、やわらかくする『精練』の工程を経て、織物に使える絹糸にまで仕上げることができます。
この絹糸は、ton-caraの『織りと染め・紬の教室』で実際に織るところまで学べます。
◆期日:3/25(土)
◆時間:10~16時
◆講習費:8,640円
◆定員:4名(最小遂行人数3名)
◆材料費:別途。繭代788円/100g
(各人200~300g使用予定)
◆初回特典:お昼ごはん付、座繰りに使うモロコシ箒をプレゼント!
◆申し込み: mail@ton-cara.com
TEL090-2544-9959(ふせ携帯)
※金額はすべて税込です
講師紹介
東宣江(ひがしのぶえ)
座繰り糸作家。蚕絲館主宰。
1976年生まれ。嵯峨美術短期大学テキスタイル卒業。西陣織伝統工芸士のもとで植物染めと着尺織りの基礎を学ぶ。製糸工場での座繰り製糸勤務を経て2005年独立。2007年より養蚕にも従事。
コメントをお書きください