上州座繰り器を使った座繰り製糸のワークショップ

繭を煮て木製の上州座繰り器をあやつり生糸をとる座繰り製糸。

機械には生み出せないふっくらとした質感が特徴です。各地の養蚕・蚕糸技術を丹念に取材し

継承・製作に打ち込む蚕絲館さんのレクチャーです。

 

 

 

2017年3月に初めて開催された座繰りWSのご紹介です。

この会は終了いたしました。

ご参加の皆様ありがとうございました。

座繰りWSの定期開催については、こちらのページをごらんください。


 

今回は繭を煮て上州座繰り器で生糸をとり、揚げ返しをおこなってかせにするまでのレクチャーです。

生糸はお持ち帰りいただけます。

 

また、今後の東さんのワークショップの中で、糸によりをかける『撚糸』や、やわらかくする『精練』の工程を経て、織物に使える絹糸にまで仕上げることができます。

この絹糸は、ton-caraの『織りと染め・紬の教室』で実際に織るところまで学べます。

 

 

◆期日:3/25(土)

◆時間:10~16時

◆講習費:8,640円

◆定員:4名(最小遂行人数3名)

◆材料費:別途。繭代788円/100g
(各人200~300g使用予定)

◆初回特典:お昼ごはん付、座繰りに使うモロコシ箒をプレゼント!

◆申し込み: mail@ton-cara.com 

TEL090-2544-9959(ふせ携帯)

※金額はすべて税込です


講師紹介

東宣江(ひがしのぶえ)

座繰り糸作家。蚕絲館主宰。

1976年生まれ。嵯峨美術短期大学テキスタイル卒業。西陣織伝統工芸士のもとで植物染めと着尺織りの基礎を学ぶ。製糸工場での座繰り製糸勤務を経て2005年独立。2007年より養蚕にも従事。

蚕絲館HP