ton-caraで織りの教室をうけもつ坂田さんから、
今日、貫前神社に神御衣を奉納するご神事があると聞いて、行ってきました。
まだ誰も出てこないので、境内を散策。
梅がきれいだな。
椿もきれいだ。
貫前神社は今年、十二年に一度の式年遷宮です。
お社もきれいになり、神様の着られる衣も新調するのだそうです。
それで、今回は富岡の繭をつかい、蚕絲館の東さんが引いた生糸で、
富岡でやはり養蚕から座繰り・織りをしている金田さんと、織物作家の坂田さんが衣に織り、
精練と仕立てを経て奉納されるのだそうです。
これがその衣だそうです。写真は坂田さんのご提供。
神社に奉納される『神御衣(かむみぞ)』は、わたしは御神職さんがご神事で着るものなのかと思っていたら、本当に神様用なのだそうで、へーーーー。と思いました。
脇の切れ込み『身八つ口』がなく、小袖の形です。むかしの装束っぽい。
しかもこれは肌着で、夏用と冬用があるのだとか。
さて、しばらくすると、関係者の方たちが社務所から出てこられました。
東さんのご主人、平石さんが言いました。
『うまが来るよ』
うま、どこから?馬事公苑??
『いや、うま、ひとだから・・・』
ひと??
↑こういうの??
うまが降りてきました。
うま、どこからどう見ても、にんげんですね。
しかも後ろの馬は金田さんじゃないですか。
『おー、おー、おー』というご神職さんの声と共に本殿の扉があけられ、馬が運んできた神御衣が捧げられました。
御本殿をうつすと、ばちがあたりそうなので、写真は撮りませんでした。
富岡の市長さんをはじめ、関係者の方々が並ばれるなか、のりとが唱えられました。
ご神事がすみ、記念撮影。
左から金田さん、奥さんの奈々さん、坂田さん、東さん、ご主人の平石さん。
すばらしいお仕事、お疲れ様でしたー。
神様、きっと喜んでいますね!
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