2017年晩秋蚕・養蚕ワークショップ その1、始まりました!

2017年晩秋蚕・養蚕ワークショップ始まりました!

今日は朝から桑きり。

お蚕さんを迎える準備です。

 

切った後の樹形を考えながら、どんな枝を切るか、

どのように切るか、平石先生の説明です。

 

畑のクワゴが聞いています。

このひとは、お蚕さんのご先祖さん。

 

剪定ばさみに慣れるにも、わりと時間がかかります。

でも春蚕のワークショップに参加されたKさんは、サクサク。

 

みなさん、黙々と桑をきってゆきます。

 

今日は午前中2束とればよいとのことで、午前中の桑摘みは終了。

また午後に明日の分、2束をとります。

 

天竜式剉桑機。桑切りカッターです。

これで桑の葉を刻んでやります。

お蚕さんは3齢でくるので、

そこまで細かくしなくてよいそう。

 

みんなで葉っぱをしごき、枝と葉をわけてゆきます。

 

そして安中農協へ、お蚕さんをお迎えに!

ぐんま黄金です。

3齢まで富岡の小野というところにある

稚蚕飼育所』で育てられ、ここで配蚕されます。

 

お蚕さんは、ウイルスなどにとても弱いため、

小さいうちは稚蚕飼育所で無菌状態で育てられます。

むかしは字ごとにたくさんあったそうですが、

だんだんなくなってゆき、

この安中の稚蚕飼育所も稼働はしていません。

中を特別に見せて頂きました。

 

この壁のむこうに完全クリーンルームがあり、

そこからレールの上を流れてきたお蚕さんを人間が世話をしてやり、

また壁の向こうに帰ってゆく、という仕組みだそうです。

 

さて、お昼です。今日はとんかつ。

朝とった初物の栗もありますよ。

 

蚕座にひろげたお蚕さんたち、

網をかけてゴミや育ちの悪いものと分けてやります。

『フセさんもやってみる?』といわれ、

ウキウキとさせてもらいましたが、

さっそくしくじりました。すいません。

 

網でつったお蚕さんたちに、桑をくれます。

今回は成長度合いも

わりと良い感じにそろっているそう。

 

もう上がってきている!

 

大きさは、こんな感じ。

 

こまちは、かごの中で猫鍋のようになっておりました。

 


今日よりはじまった養蚕ワークショップ、一日のみの受講もOKです。

4日以上の参加だと『ぐんま黄金』の繭1500粒、

一日参加だと150粒のプレゼント付きです。

まだ受付大丈夫ですよー。ご興味ある方は、ぜひご連絡ください。

 

ちなみに、10/7,8の座繰りワークショップでは

この繭を新鮮な生のまま、生糸にひく

『生繰り』が体験できます!

 

お申込み、お問い合わせは

ton-cara

ふせまで。

mail@ton-cara.com