9/1。
蚕絲館さんに卵からかえったばかりのお蚕さんがやってきました。
これから一ヶ月以上にわたり養蚕ワークショップが始まります。
今回育てるのは『ぐんま黄金』。
鮮やかな黄色い繭が特徴の品種です。
まだ小さなお蚕さんたちが、この封筒の中に入っています。
お蚕さんは菌に弱く、特に小さいうちは厳重警戒です。
ですから、養蚕期間中は納豆も食べません。
あらかじめ消毒が行われた蚕室で、作業が始まります。
お蚕さんに直接 手で触れないよう、掃立てには箸や羽根箒を使います。
桑の葉のどの部分を与えたら良いのか?
の説明を受けた後、やはり消毒済みの道具を使ってお蚕さんに桑の葉を刻んで与えてやります。
お蚕さんが小さいうちは、あまり作業もありません。
蚕絲館さんが取材してきた養蚕・蚕糸業の映像を見ながらの座学。
蚕糸業にはいろんな業種がありますが、高齢化や後継者不足によりどんどん消えつつあるそう・・・
貴重な映像です。
その時に出てきたお菓子にビクッとしました。
繭!!・・・のようなアラレ。ああビックリした。面白いことたくらむじゃないですか。
9/4。2齢1日目。
一ヶ月以上のワークショップなので、参加者さんは来られる時に参加します。
小さなお蚕さんを養育する室(むろ)から出して作業です。
室はお蚕さんのために温度と湿度が管理できるようになっています。
そしてお蚕さんの居場所を広げてやり石灰を散布。
石灰を撒くのは消毒のためとお蚕さんの成長速度を揃えるためです。
この後、ドンドン大きくなっていきますよ。
お楽しみに^^
講師の東さんのブログも御覧ください。
プロの目線からの記述です。参加者さんが居ない時の作業も記録していますので、詳しく知りたい方にオススメです。
なお、養蚕ワークショップは、一ヶ月以上にわたって開催しますので途中からの参加、または1日だけの参加も大歓迎!でーす。
お申し込みはton-cara 布施まで!
TEL:027−368−2370
e-mail:mail@ton-cara.com
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