今月11日に蚕絲館さんで収穫を迎えた新小石丸の繭。
まだお蚕さんは、中でまだ生きています。生きたままで繭を引く『生繰り』のワークショップを14から16日で開催しました。
『生繰り』は、収穫直後の今しかできません。
養蚕直後の座繰りワークショップ三日間、東先生お疲れの所ありがとうございました!
お腹がちょっとシェイプしている新小石丸。
日本の在来種小石丸を元に扱いやすく糸量も多いように品種改良をした品種です。
小石丸の特徴的なお腹のシェイプが受け継がれています。
今回は、初めて参加される方、
養蚕ワークショップに参加されてご自分の収穫分を生で引かれる方、
昨年の養蚕ワークショップで収穫した分を引かれる方、と様々でした。
16日には座繰り朝食マルシェも同時開催。
アトリエモモナさんの焼きたてのパン、コナリエさんの愛情込めてこねた生パスタ、和ノ屋さんの自然農のお野菜を使ったおかずやお菓子、コーヒー王子のお菓子とコーヒーと、
朝ごはんからお昼、おやつまで、美味しいごはんが並び、いつになくトンカラは賑やかでした。
フセは1日中食べていた気がします・・・
ご自分で収穫した繭から糸にするのは、きっと格別ですね。
養蚕から出られた方々は、この糸で織物を作られるそうです。
畑で桑と奮闘し、お蚕さんを一から養い、繭を糸にし、それから染めて織って。。。
糸を引いた先も、またながーい道のり。
とても時間と手間がかかり、お金では換算出来ない手作りの布になります。
初めての挑戦に挑んで開いた扉、そのむこうに開ける世界。
出会った世界にこぼれる笑顔が、トンカラの何よりの財産です
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