ton-caraから歩いて20分ほどのところにある咲前神社。
上州一ノ宮・貫前神社が今の地に祀られる前、ここに祀られていたそうです。
境内のいたるところに、こんもり茂る椿の藪。
そして、境内の桜、
この神社の木々で草木染めを行います!
↑画像は咲前神社HPより。
椿って、人為的に作り変えられるより以前の、
日本特有の森を代表する樹のひとつ。
日本の森は、すぐに使える杉などが
人工的に多く植えられるようになったけれども、
それより以前の森は一年中葉が落ちない、
葉っぱの厚い木々が多かったそう。
それらの森は、鎮守の森に残されていることが多いようです。
現在、染めには、色を定着させる『媒染』を行います。
今は鉄やアルミ、銅などを使いますが、ずっと昔は、
椿を燃やした灰を使ったりしていました。
で、今回咲前神社の宮司さんの許可をいただいて、
咲前神社の椿を採集!燃やして灰を作り、
咲前神社の桜の葉を採集!煮出して染液を作り、
むかしのひとが行っていたように染めてみよう!!
という試みです。
しかも最後はご祈祷付!
椿はなぜか、土の中のアルミ分を蓄える性質があって、
燃やすことでアルカリになりアルミとアルカリの発色ができるそうです。
むかしのひとは、どうしてそれを知っていたんでしょうね。
桜の染液で椿灰汁を使い、染めだしてみると、
アルミだけより青みのある発色が生まれるそう。
1日目に椿を採集して燃やし、灰汁を作り
併行して桜の葉を採集、煮出します。
1日置くことで、桜の染液はより赤みが増します。
2日目にはそれを使って染めだします。
そして最後にみんなで染めたものをご祈祷してもらいます!
鎮守の森の草木染め、ぜひご参加下さいませ。
夏休みですので、お子さんも大歓迎です。
日程:8/1(火)ー8/2(水)
開講時間:一日目→10時~17時(昼食1時間)
二日目→10時~昼食をはさみ、染色が終わり次第、ご祈祷してもらって終了、だいたい14時半くらい(昼食1時間)
料金:講習料8,640円/2日間(一日だけの受講も可、その場合は4,320円)
※小学生以下無料(保護者同伴にてお願いします。)
材料費別途(シルクストール1,080円くらい)材料持ち込みも可
定員:特になし
最小遂行人数:3名
昼食希望の方はご連絡ください。(食材費700円)
遠方の方はton-caraにお泊りいただけます。詳しく見る。
お申込:ton-cara ふせ まで。mail@ton-cara TEL.027−368−2370
お申込の場合は、お名前、ご住所(郵便番号からお願いします)、ご連絡のとれるお電話番号、昼食の有無を添えてお願い致します。
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