高機で平織・綾織り・朱子織と色糸の組合せでサンプル作成をクリアしたIさん、念願の絣に挑戦。
自分のデザインにそって作成した設計図をもとに、糸をくくってゆきます。
くくっていない部分が染められ、その組合せで文様を織り出すのです。
それを縦と横の糸、両方にほどこすから、地道に黙々。
6月は、ひたすらくくりです。
Aさんは整経がおわったブークレ糸を機にかけ、織りはじめています。
リジットは慣れてらっしゃるようで、順調です。
いつもながら可愛らしい色使い。
むむ? 使っている手芸ハサミも可愛いな。
シェフはつづれ織り。
緯糸に色糸を使い経糸の中で組み合わせていくことで絵を描くように織り上げてゆく手法です。
見本のような〇△☐を織り出します。
シェフは性格上、作成の過程で納得がいかないと何度でもやり直し。
緯糸もギュウギュウ詰めておるから、なかなか進まず苦戦しているよう。
ここへきて、Iさん何か違うと気づいたそう。
くくる位置ががずれていたようです。たいへんだ。
間違ったまま進むと全体の模様が崩れてしまいます。
坂田先生と一緒にやりなおし。
1歩進んで2歩下がるような感じですが、
1+2=3なので、その歩数もきっと自分の歩いた大切な道のりになりますね。
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