草木屋染めの杜 山崎杜人先生の草木染教室。
この日は、デザインのお仕事をされている方が、ご自宅で作製されたデザインをお持ちになりました。
このデザインを元に、型を彫ってゆきます。
どれも素敵です。
一日目に糊を作っておきます。
デザインが細かいので、今回は型紙に『紗』を張って染める方法を行いました。
遅い時間まで頑張られたので、画像が暗く、紗を張る作業の手がすごいスピードのように見えます。。。
翌日は、前の日に作った糊を刷く作業。
今回は製作する量が多かったのですが、
デザインや染織のお仕事をされているので、作業もとても早く、
あっという間に糊づけされてゆきます。
今回の染料はラック。カイガラムシの分泌物です。
綿生地に刷いたラックは、かわいらしいピンクになりました。
ラックは、古来黄味のすくない染料として珍重され、薬用にも使われて、
正倉院御物にも保管されています。
水の中で糊を落とすと、ラックに重ねた差し色の鳥が浮かび上がりました。
干すときには暗くなり始めて、ちょっと色が見えにくいのですけど(;^_^A
デザインが素敵なうえに、差し色が生きて、全体が生き生きとして見えます。
次回の草木染教室は、3/28(水)、3/29(木)です。
28日は型染めの型彫りと糊作り、29日は藍を基本にした重ね染めと引き染め。
重ね染めにより緑や紫が生まれます。
ご自分の染めだしたい図案や、染めたいものがある方は、お持ちください。
お待ちしております。
お問合せは ton-cara
TEL:027-368-2370
e-mail:mail@ton-cara.com
担当布施まで。
コメントをお書きください